JASRACが教育機関の臨時休業について3月頭には対応していた話

新型コロナウィルスの影響で日本の音楽界にもかなりの影響を与えていることはすでに皆さんご存知かと思います。ライブハウスや演奏活動の自粛からはじまり、レッスンも含め音楽業界の仕事が激減してしまっているのは間違いありません。

そして教育期間の各地の学校も都立学校を中心として学校再開が延期されているようです。東京だけでなく今日見たニュースだと横浜や福岡県の学校も延期のようです。

そんな中あまりニュースにはなっていませんでしたが、音楽著作権を管理しているJASRACが教育関連のために対応してくれているようです。

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、新型コロナウイルス感染症対策により臨時休業している教育機関が行うJASRAC管理著作物の公衆送信(教材データの一斉送信等)について、無償でご利用いただけることとしましたので、お知らせします。
引用元はこちらJASRACのサイトからです。    

JASRACのサイトに詳しく書いていますが、どういうことかというと

臨時休業している学校の生徒達が学習するために、JASRACで管理している楽譜を授業の一環としてデータで使う分には手続きはいらないよ。

ということらしいです。
コロナで今なかなか教育機関も生徒達の教育方法に困っているようで、生徒達の遠隔指導や自主学習が円滑に少しでもできるようにこのような対策をとっているようです。

しちまる

企業でもリモートワークで在宅作業を推進するような対策をとっていますもんね。

ただ、なかなか著作権については複雑なようでいくつかの条件がもちろんあります。

【無償で利用できる条件】
①教育機関が公衆送信すること
②教育機関における授業の一環として行うこと
③新型コロナウイルス感染症対策に伴う一斉臨時休業期間中であること
引用元はこちらです。    

あえてそのまま引用させていただきましたが、臨時休業されている教育機関が授業のためにデータを使う分にはOKなようです。

自分は気づくのが遅くなりましたが、3月5日の時点でJASRACはこの対応をしていたのでなかなか迅速な対応をされたのではないかと思います。

辛い毎日が続きますが、このようにみんなでコツコツと少しでも生活しやすい環境を作れるように各所で対応することが最高だなと感じたお話でした。

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