このサイトをご覧下さってる方には、譜面を実際に使っている方やインターネットで多くの譜面を見ている方が少なくないと思います。
自分も今までたくさんの譜面を見て演奏してきましたが「この譜面のココはおかしい感じがする!!」と思ってしまう譜面を見ることも多くなってきました。
これは、手軽に譜面が書けることでたくさんの人が自分自身で譜面を書き、共有されて世の中に広まったりしているということだと思います。
これ自体はとても良いことだとは思うのですが、中には見辛く感じてしまう譜面が広まってしまっているということも事実だと感じます。
譜面にとって大事なことは「見やすいこと」「分かり易いこと」で、ある程度譜面のルールから逸脱していても、それがより見やすくて分かり易いならOK!
というのが自分の持論ですが、それでもおさえなければならない楽譜のルールがあります。
なので、今回は多くの人がそう認識している譜面の正しい書き方について説明したいと思います。
コーダマークの正しい場所について
繰り返し、反復記号のひとつであるコーダマークについて今回は説明していきます。
基本的にはコーダマークはダカーポ(D.C.)もしくはダルセーニョ(D.S.)とセットで使用されます。
繰り返す際にとても便利なマークですが、よく場所があやふやで分かりづらくなってしまっている譜面が散見していますので、正しい位置の紹介です。
まず「最初につけるコーダマーク(飛ぶ前のコーダマーク)」の書き方ですが、複数の書き方があります。
- コーダマークのみ
- to とコーダマーク
- To Coda の文字
どれも同じ意味です。
位置も場所に決まりがありますが、それがあやふやの譜面が多いので注意しましょう。
まずコーダマークは五線の上につけます。
そして最初のコーダマークは「演奏する小節の最後の位置につける」というルールがあります。
これに気をつけてコーダマークをつけましょう。
こうすると譜面を演奏する奏者も迷うことがなくなります。
意外とこういったところが重要ですので注意して綺麗な譜面を書きましょう。
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