今回は楽譜ソフトの「Musescore」についてです。
前回無料でかなり使いやすい楽譜ソフトとして「Musescore」を紹介しました。
そして自分は主に「Finale」というソフトを使っていて知らなかったのですが、最近「Musescore」を使ってみたところかなり便利そうな機能を発見しました! 今回はその紹介です。
MusescoreでPDFの楽譜を読み込み編集する方法
「Musescore」は無料ソフトながらたくさんの機能がありかなり使いやすいのはご存知の方が多いと思います。しかし「Finale」や「Sibelius」のような有名なソフトにも備わっていない機能があることには驚きました。
なんと「Musescore」には「PDFをインポート」という項目があり、PDFの楽譜を読みとって編集できるデータにする機能があるんです。
しちまる
PDFをインポートする
Musescoreを立ち上げれば簡単にPDFをインポートすることができます。
まず、musescoreをたちあげたらメニューバーの「ファイル」から「PDFをインポート」を選びます。
するとアップロードする専用のサイトに急にとび、説明も英語ですが驚かなくて大丈夫です。こちらにまずPDFをアップロードします。自分は今話題の星野源さんの「うちで踊ろう」をアップしてみました。
そして赤枠部分の「Download」を押せばMusescoreで編集できる状態になった楽譜がダウンロードできます。うまくいきましたらMusescoreで開きましょう。
どれくらいPDFを正確に読み込んでくれるか。
これでPDFを編集データにできました。だけどPDFの状態にもよりますがなかなか完璧に編集データに変換することは現状難しいのが現実です。
これは別のどのソフトでもそうだと思いますが今回のMusescoreの変換では精度がどれくらい高いか気になりますよね。
さきほどあげたデータで比べてみたいと思います。
・PDFデータ
・Musescoreに読み込んだ時のデータ
いかがでしょうか。なかなかの精度で編集データにできていてかなり便利だと思います。ただまだ完璧ではないようで、思ったことを下に列挙します。
- 音符はかなり正確に反映されている
- 小節の段数も同じように整理されている
- 歌詞は反映されていない
- たまたまな不思議な音楽記号がついている
このようなところでしょうか。「少し楽譜を編集したいけど音符が多くて打ち込むのが面倒!!」のような譜面はひょっとしたらmusescoreでこの方法を使うとかなり良いかもしれません。みなさんもぜひ試してみてくださいね。
最後に、こちらは楽譜をPDFにするソフトの紹介です。こちらも気になった方はぜひ読んでみてください。
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