【Finale 応用編】意外と知っとくと便利?日本はKousaku fontで海外はMaestro fontな話

今回はただ譜面を書く分にはそんなに困らないのですが、浄書のクオリティや楽譜の見た目について詳しく知っておきたい方には是非知っていてほしい情報です。

自分も最初は知らなかったのですが、Finaleではタイトルや歌詞はもちろんですが、音楽記号、発想記号、音符もフォントなのです。

そのため、Finaleは一見図形を入力しているようにみえてもKousaku Font(こうさくふぉんと)、Maestro Font(マエストロフォント) というFinale独自のフォントで音符や音楽記号を入力していることになります。

公式サイトのこちらにFinaleのフォントについて載っていますが、主に大事なのはこの2つのフォントです。

  • Kousaku(こうさく)・・・日本専用の音符や音楽記号用フォント。国内の市販の譜面は、ほぼこちらのフォントでできています。
  • Maestro(マエストロ)・・・海外の譜面はこちらが多いです。Kousakuにくらべてスタイリッシュなイメージです。

こちらの話は例えば楽譜をイラストレーターや別のツールで編集する際に大きく関わってくるので、是非知識として覚えておきましょう。

KousakuとMaestroでどんな風に違うのか

実際に譜面がKousakuとMaestroでどう違うのか、気になる方もいると思うのでこちらにそれぞれのフォントで作成した譜面を載せておくので比べてみてください。

「Kousaku Font」

「Maestro Font」

どうでしょうか。パッと見そんなに違いがわからないのではないのでしょうか。
ですがよく比べてみると少し違うことがわかります。下に大きくして比べた画像を載せます。

よく見ると違うと思います。主観ですがMaestroの方がスタイリッシュなイメージですね。Kousakuの方が均等?な感じです。

こちらは好みで変えても問題ないと思うので是非試してみましょう。

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