MuseScoreの携帯アプリってどうなの?PC版との違いは?

無料の楽譜作成ソフトとして一番人気であり有名なのは「musescore」でしょう。
そしてMuseScoreには携帯アプリ(iPhone、Android両方)もあります。

今回はその携帯版のMuseScoreはどんなものなのか、そしてパソコン版との違いはあるのか、わかりやすく説明します。

MuseScoreの携帯アプリ版まとめ

MuseScoreの携帯アプリ版がPC版と何が違うのか、無料でしっかり使えるのか解説します。

1. 携帯アプリ版の名前は「MuseScore:シートミュージック」

少し紛らわしいのですが携帯アプリ版のMuseScoreは「MuseScore:シートミュージック」という名前です。

2021年の5月時点ではこちらのアプリしかMuseScoreはでていません。

iPhone_AppstoreのMuseScoreはこちら

AndroidのMuseScoreはこちら

2. 携帯アプリ版では楽譜は作成できない

PC版と大きな違いは楽譜を作成することができないことです。

MuseScore:シートミュージック(携帯アプリ版)でできることは次の内容です。

  • MuseScoreの公式サイトの楽譜を見ることができる
  • 閲覧できる楽譜を再生できる
  • 楽譜をPDFにしてエクスポート(出力できる)
  • メトロノーム機能

MuseScoreの強みのひとつが、上記の公式サイトにアップされている大量の楽譜(70万曲以上)を見ることができることです。多くの方がMuseScoreで作成した楽譜を無料で公式サイトにアップしています。

それを携帯アプリではかなり見やすい形で閲覧できます。楽譜を開いた状態でそのままmidi音源として音をだすこともでき、使いやすく評判も良いです。

クラシックの名曲から、最近の曲YOASOBIの「夜に駆ける」などもこんなにたくさんの方が譜面をあげています。
このように再生することができます

3. 無料で使えるのか

基本的には無料で使えます。

ですが他のアプリと同じようなところがあり、有料版にすると次のことができます。

  • 広告を消す
  • ミキサー・ツール機能が使え、各楽器のボリュームやパート別再生ができる
  • 楽譜の移調ができる
  • オフラインで再生可能


有料版は上記の画像どおり月々720円、年額なら5200円/年です。

今なら年額3000円/年のキャンペーン、そして7日間の無料トライアルを行っているようです(2021年5月)
ただ、無料トライアルのあと自動で年額の有料にうつってしまうものなので、解約忘れには要注意です。

4. 有料版はこんな方におすすめ

無料版、有料版の違いについて説明しましたが、有料版は特にこんな方におすすめです。

  • 頻繁に利用するため広告がうっとうしい
  • 楽譜の移調がどうしてもしたい
  • 通信量が気になるのでオフラインで再生したい

有料版のメリットは特に一番上の広告を消せることでしょう。楽譜を開くとたまに先に広告が表示されます。それが気になる方には有料版がおすすめです。
そしてこれは個人的な意見ですが、そこまで広告が多いアプリとは思わないので気にならない方は気にならないでしょう。

次に、演奏するためなどの理由で意図に合わせて「移調したい」方向けです。
譜面のクオリティがかなり高いものも多いのでそのまま自分が演奏する際に参考したい方にとっては「移調」できるのはかなり良い機能でしょう。

そして有料版の大きな機能の1つ「オフライン再生」です。

よくある音楽サブスク系AppleMusic(アップルミュージック)、YouTubePrimeのように、有料登録している間は保存しておけばオフラインでも聴いたり見ることができます。Wi-Fiでダウンロードしておいて外では通信量を使わずに利用できる便利な機能です。

MuseScoreの携帯アプリ版「シートミュージック」は無料でも利用できる楽譜の探し物、閲覧に最適のアプリ!!

MuseScoreのアプリ「シートミュージック」について詳しくまとめました。

こちらのアプリは無料版、有料版とありますが、楽譜を探している方、いろいろな楽譜をみたい方にはかなり有用なアプリです。

PC版と違い譜面の作成はできませんが、譜面はみやすくかなり使いやすいです。

無料でも充分利用できるので気になった方は是非一度ダウンロードしてみてください。

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